リハビリテーションについて
リハビリテーション科は、脳血管、運動器、呼吸器、循環器やがんなど多岐にわたる疾患と障害を対象とし、疾患特性に応じたリハビリテーションと同時に、高齢者を容易に寝たきりに陥らせてしまう廃用症候群の予防に、多職種によるチームで取り組んでいます。必要以上の安静による、寝たきり・寝かせきりをなくすために、安心安全なリスク管理のもと、早期リハ・早期離床を行い、早期の寝食清潔排泄分離につなげ、機能・能力の回復のみならず、その人らしい生活の第一歩を援助し地域へつなげていきたいと考えています。
2012年度より開始した、医療法人社団輝生会(初台リハビリテーション病院・船橋市立リハビリテーション病院)との人事交流、病棟専従スタッフの配置(神経内科・脳神経外科病棟に17名など)、365日リハビリテーション提供体制などの取り組みをすすめながら、急性期医療に臨んでいます。また必要な方については、退院後の訪問リハビリテーションの提供を行い、在宅生活の充実を図っています。
理学療法
身体機能回復(筋力、関節可動域、麻痺など)へのアプローチを基本に、起きる、座る、立つ、歩く、といった基本的動作能力を高めるための訓練や指導を中心に行います。リハビリテ―ション室、病棟を含めた院内外含めあらゆる場所で、発症早期から積極的に離床を促し、基本動作・移動動作の獲得にむけた援助を行います。
作業療法
主体的な生活の獲得を図るために、諸機能(筋力、関節可動域、麻痺など)の改善・回復を促し、食事やトイレなどの日常生活動作訓練および生活に便利な福祉用具の選定の援助を行います。また、生きがいやりがい作りに即した意味のある作業活動も行います。
言語聴覚療法
失語症、構音障害、音声障害などのコミュニケーション障害や、注意力・判断力・記憶力など、日常生活を送るために必要な機能の障害、また、食べること・飲みこむことが難しくなる摂食嚥下障害に対して訓練を行い、患者様の生活の質の向上を目指します。
訪問リハビリテーション
退院後の訪問リハビリテーションを行っています。訪問リハビリテーションでは、理学療法士、作業療法士が利用者の自宅を訪問し、心身の機能の維持・回復、日常生活の自立を支援しています。ご希望の方は当院訪問リハビリテーション担当者までご連絡ください。(事業者番号:1311115435)
リハビリテーション課の特徴
- 2012年より医療法人社団輝生会(初台リハビリテーション病院・船橋市立リハビリテーション病院)と人事交流を行い、発症直後からリハビリテーションサービスをより多面的、総合的に対応できる急性期リハビリテーションにのぞんでいます。
- 入院されているリハビリテーション実施患者全員に365日体制でのリハビリテーションの提供を行っています。
- 病棟専従、診療科別のスタッフ配置
施設基準
スタッフ