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研修医募集

指導医からのメッセージ



呼吸器内科

指導医からのメッセージ

呼吸器内科は、気管支喘息、過敏性肺臓炎などのアレルギー関連疾患や、COPD、間質性肺炎、肺癌や,胸膜中皮腫などの腫瘍性疾患、呼吸器感染症まで、非常に幅広く病気を診療します。これらの分野で、様々なガイドラインが学会を中心に作成されています。しかし、実臨床ではエビデンスだけでは解決できない症例が当たり前のように存在します。そのような症例を経験して頂きながら、疾患だけでは無く実際の症例をどのように解決、対応していくべきかの考え方を深める経験を積めるように指導していきます。

呼吸器内科のPRポイント

悪性疾患、特に進行期、手術不能、根治照射不能の肺癌の診療に力を入れています。免疫チェックポイント阻害剤をはじめとする、全身化学療法が治療に中心になります。そのほか上述した疾患を幅広く診療しています。
経験できる手技、技術の当科の特徴は、気管支鏡です。基礎的な扱い方、基本的検体採取の技術獲得出来る環境を整えております。

循環器内科

指導医からのメッセージ、循環器内科のPRポイント

大森赤十字病院循環器内科は2012年の新病院オープンとともにICU・CCU6床が開設され、2013年東京都CCU ネットワークへ加盟。2014年には心臓血管外科開設、HCU12床増設。2015年からは重症心不全に対する両心室ペーシングと埋込み型徐細動器の手術も可能となり、ここ数年で大きく前進しています。現在循環器内科常勤医10名で毎日当直しており、24時間体制で急性心筋梗塞や急性心不全に対するカテーテル治療、IABP、PCPSをはじめ心臓血管外科による急性大動脈解離に対する緊急手術にも対応しています。おかげさまで急性心筋梗塞患者数、カテーテル治療例数もここ数年で倍増し、都内有数の循環器急性期病院として実績を上げています。東京都CCUネットワーク集計では 2018年度の急性心筋梗塞受け入れ件数は都内26位、急性大動脈疾患受け入れ件数は13位でした。
しかし大切なことは実績を追うことではなく、当たり前の最善な医療を日日実践していくことです。患者さん一人ひとりと向き合って、生活習慣、食事、家庭環境、人生観や性格まで考慮して、その方にとって最適な治療方法と治療薬を選択し、安全かつ丁寧に治療することを大切にしています。そのためにまず患者さんの話をよく聞くこと、そしてわかりやすい充分な説明、不安や苦痛が最も少ない安全第一の検査と治療を常に心がけています。
循環器内科は重症の多い科ですが、ほかの分野よりも診断、治療技術が発達しており、医師が持てる技量を注意深く発揮して治療すれば、患者さんは元気に退院する機会の多い、やりがいの大きな診療科です。私達はこれから循環器内科を志すあなたと、医療を行うやりがい、喜びをわかちあい、共に歩んでいくことができれば幸せです。

腎臓内科

指導医からのメッセージ

内科医として診療を行なっていると患者さんには診療領域以外のことも質問されることがしばしばあります。このようなときに「それは自分の科の範囲ではないから○○科を受診してください。」で済ませるような医師は皆さんの目指すところではないと思います。当院の後期研修プログラムには専門医、指導医を有した多数の専門科があります。また医師同士の垣根も低く気軽に相談できる雰囲気があります。3年間学べば必然的に各領域の基本的なことが身につき患者さんからの質問にも自然と対応できるようになると思います。専門があり内科医としての基本もあるような土台がしっかりした医師の育成を応援します。

腎臓内科のPRポイント

大森赤十字病院は 344床の総合病院です。内科系は各臓器別に分かれ、ほぼ全ての臓器を網羅しています。腎高血圧内科は、腎不全の管理、腎炎、ネフローゼの治療、電解質・酸塩基平衡異常の是正、血圧の管理、透析や血漿交換療法を担当しているためこれらの各臓器別の内科と密接にリンクしています。このため内科医として全身を診療する機会に恵まれています。また高齢化社会の著しい我が国において何らかの腎臓疾患を有している患者さんは多数います。どの内科系を将来専攻するにしても必ず関わらなければいけないのが腎臓病です。当科をローテーションすることにより、腎臓病に対する考え方や初期治療、気をつけなければならないポイント(たとえば特別に注意する薬剤や各科にまたがる疾患、ペースメーカを入れている、甲状腺機能低下がある、腎臓病がある患者さんが実はアミロイドーシスであったなど)を学び、患者さんを俯瞰的に診療する考え方を身につけることができるようになります。
ほかに初期診療を担う市中病院として、すでに診断がついている疾患が少ないため診断能力が試されます。検査の機器は十分にそろっており各科に指導医も多数在籍しています。鑑別診断を丁寧に行ない確定診断に至るまでのプロセスを経験して内科医として確実に成長することができます。意欲のあるの皆さんの応募を多数お待ちしております。

消化器内科

消化器領域をご希望の方へ

1. 診療責任者より
当院の新内科専門医制度における専攻医として当院での研修をご希望の先生方のうち、消化器領域重点コースを検討されている皆さまへ、診療責任者である副院長・消化器内科部長よりご挨拶を申し上げます。当科は部長の後藤、副部長の諸橋(教育責任者)、井田、千葉が中心となった総勢15名のチームとして消化器内科の幅広い疾患に対応しております。その出身は様々であり、大学の二つの医局が約半数、当院研修医からそのまま勤務された方、他施設より当院での勤務を希望された方が数名ずつとなっております。当科は、出身をいっさい問いません。問うのは能力(医師として、そして人間として)のみです。当科での研修を受けていただくことになったその日から同じチームの一員です。

消化器内科は上の図のように肝疾患、胆膵疾患、消化管疾患を3つの柱とし、それをつなぐ基礎的分野として総合内科の知識を、また高度な専門知識として抗がん剤治療をそれぞれの横軸として位置づけています。当科での研修もそれぞれの領域について専門医の診療を学びながら技量を身につけていっていただきます。最終的にどのレベルまで到達できるかは個々の努力次第と考えます。上記3つの柱の中でもRFAや大腸ESDは全国でもトップクラスの症例数を経験しておりレベルの高い診療を学ぶことが可能です。また学会活動にも積極的に取り組んでおり平成 12年以降春秋の総会および年5回の地方会全てに演題を出しています(ホームページ参照ください)。また通常の発表だけではなく主題演題といわれるシンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ等にも採択されることもまれではなく、昨年の日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会に1題ずつ、今年も日本肝臓学会および日本内視鏡学会に1題ずつ採択されております。また昨年秋のJDDW2018では当院医師が若手奨励賞を受賞しています。国際学会へも様々な分野で多数発表しています。専攻医になった方はシンポジストになることも夢ではありません。
しかしそれ以上に重点を置いていることがあります。医師は患者やチームから信頼されるべく、人として十分な資質を備えていないといけない時代となっています。そのためには当たり前ですが常識的な社会人としての態度行動ができることが基本と考えております。そのために、常に向上心をもって研鑽にはげむとともに謙虚さを持って仕事をするように心がけ、専門職として他人の生命を預かっているということを自覚し研鑽しています。「我以外みな我が師」という言葉を基本に、周囲の人から学ぶ姿勢を持ち続けることも大切です。
一方医師が重労働で疲弊しないように心がけており、基本的に当直明けは昼には帰宅するようにし(医療安全上も大切です)、休暇等は基本希望通り取得できるようにしています。科内、科外の人間関係を重視し、理由を問わずパワハラNoとしています。
目標は「当院での勤務したことを、誇りを持って人に語れる病院になること」私たちと共に、チームとして働ける方を求めています。ともに学んでいきましょう!
2. 当科のプログラムについて
日本消化器病学会専門医研修カリキュラムを終了できるレベルを目標とします。入院患者は消化器全領域の疾患を担当していただきますが、特定の領域をご希望の場合は考慮いたします。外来は消化器一般外来を週に半日を2回、消化器急患当番を週に半日担当していただきます。その他、カンファレンス(新患・入院患者カンファ週2回、内視鏡カンファ週1回、キャンサーボード月1回)への参加、また、学会発表を積極的に行っていただきます。
  • 上部消化管内視鏡
    上級医指導のもと1年目初期より開始。治療内視鏡は1年目後半より開始。

  • 下部消化管内視鏡
    上級医指導のもと1年目後半より開始。治療内視鏡は2年目より開始。

  • ERCP
    1年目前半は見学・介助。1年目後半より上級医指導のもと術者を担当。

  • ラジオ波焼灼
    1年目は介助。エコーの診療レベルが向上した際、指導医の判断で術者を担当。

  • 化学療法
    指導医の確認のもと1年目初期より担当。

  • その他、1年目初期より腹部エコー検査や胃透視の研修機会を設けます。

神経内科

指導医からのメッセージ、神経内科のPRポイント

大森赤十字病院神経内科は、現在常勤医5名、非常勤医1名、専攻医2名計8名に増員し、変性疾患・ギランバレー症候群・重症筋無力症・てんかん・髄膜炎・脳炎といった疾患から脳梗塞超急性期まで幅広い疾患の診断と治療にあたっています。脳神経内科専門医が6名、日本臨床神経生理学会専門医1名という都内でも充実したスタッフによる診療体制で診療を行い、神経生検・筋生検も積極的に行っています。
かつては神経内科と言えば、難病を診療するイメージでしたが、現在では免疫性疾患に対するIVIg、分子標的薬等による治療から、ALSに対するエダラボン治療、超急性期脳梗塞に対するt-PA治療など治療可能な疾患や対象が劇的に増加しています。65歳以上の人口が3割を超えようとしている超高齢化社会の到来とともに脳神経内科の果たす役割は医学の中で飛躍的に大きくなろうとしています。
また、当院では脳外科とともに超急性期脳卒中の治療にも取り組みながら、リハビリテーションも充実しており、急性期病院としては都内で有数のスタッフで患者さんの回復に努めています。
このような充実した環境で脳神経内科を学んでいきたいと考える方は、ぜひ当科に参加してください。
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