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当院について

病院長よりご挨拶


信頼され心あたたまる病院

 大森赤十字病院が所属する日本赤十字社の使命は、「苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守る」ことです。わたしたちは世界中の赤十字が共有する7つの基本原則(人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性)にしたがって行動し、その任を果たすことに努めてまいります。
 日本赤十字社に属する医療施設は現在、全国に91存在し、全国で最大の病院グループを形成しております。そして、各病院が自主性を保ちつつ、それぞれの地域の状況に合わせて独自の特色を持った診療を展開しております。この中で、大森赤十字病院は地域の医療ニーズに答えていくため、その機能の充実を図るばかりでなく、「赤十字」に求められるハートを持った医師、看護師、職員を教育・育成し、信頼され心あたたまる病院となるよう努めてまいります。
 2024年度に開始する新規治療・検査としましては、①ロボット手術(前立腺がん、胃がん、大腸がん)②乳房再建手術(乳がん)③無痛分娩の拡大と出生前診断の充実(産科)④肥満治療の開始(糖尿病・内分泌内科)等があげられます。

最先端かつ患者さんにやさしいがん治療

 高齢化社会を迎え、身近の病院で治療を受けられる地域完結型のがん治療の需要が高まっています。
 今年よりダ・ヴィンチサージカルシステム(手術ロボット)による、最先端の前立腺がん、大腸がん、胃がんのロボット手術を開始いたしました。従来の大腸がん・胃がんの腹腔鏡手術、肺がんの胸腔鏡手術、食道がん・胃がん・大腸がんの内視鏡治療、肝臓がんのラジオ波治療などと合わせて、低侵襲治療の充実により、身近で受けられるからだに優しいがん治療を推進します。
 また、乳腺外科においては、従来の外科手術・化学療法に加えて乳房再建手術も開始し、より患者さんに寄り添った乳がん治療を展開していきます。
 さらに、昨年度より緩和ケア内科を新設し、緩和ケア病棟を運営することによって、がんの痛み・苦しみの緩和、終末期医療に関しましても、万全を期しております。

救急医療に積極的に対応

 救急車を随時受け入れ、地域の救急医療に積極的に取り組んでおります。
 中でも、循環器疾患では循環器内科・心臓血管外科の協力体制のもとCCUネットワークからの救急患者さんを多数受け入れています。
 脳卒中に対して血管内治療による血栓回収術などの超急性期高度医療を実施しています。脳卒中学会認定の脳卒中治療施設であり、血栓回収術では実施できた患者さんでは半分以上が病前の日常生活に戻ることができています。
 高齢化社会を迎え、身近の病院で治療を受けられる地域完結型のがん治療の需要が高まっています。
 健診センターの充実によって発見に努めるとともに、大腸の腹腔鏡手術、食道がん・胃がん・大腸がんの内視鏡治療、肝臓がんのラジオ波治療など、低侵襲治療の充実により、身近で受けられるからだに優しいがん治療を推進します。

無痛分娩の適応拡大と超音波による出生前診断の充実

 無痛分娩の適応を拡大しており、希望者への無痛分娩実施率が大きく向上しております。さらに分娩経過中に通常分娩から希望によって無痛分娩へと切り替えることが可能となっています。また、最新の超音波診断システムを導入し、専門医による精密な胎児の出生前診断を開始いたします。

肥満治療の開始

 糖尿病・内分泌内科において、肥満治療を開始いたします。肥満症治療薬が続々と開発されており最新の治療を展開していきます。

検査の即日実施とOne Day Hospital

 “One Day Hospital”と名付けて、MRI・CT・超音波・血液検査などできるだけ多くの検査を予約なしで実施し、その日のうちに結果を出せるような体制を心がけています。
 高齢患者さんの入院では廃用症候群をいかに防ぐかが重要課題です。急性期リハの充実によりシームレスな在宅療養への移行を図ります。

地域医療支援病院の責務を果たします

 かかりつけの先生と連携して緊密な信頼関係のもと親身な診療をいたします。
 訪問診療を実施しており、在宅医療後方支援病院の活動も実施しています。緩和医療を充実させ、地域の先生方と協力して地域在宅医療の充実を進めます。

院長 橋口 陽二郎

略歴
 1985年3月  東京大学医学部卒業
 1996年4月  さいたま県立がんセンター医長
 2011年4月  防衛医科大学校外科学講座准教授
 2012年4月  帝京大学医学部外科学講座教授
 2023年4月  大森赤十字病院病院長
専門分野
 消化器外科、下部消化管外科
 日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸がん)
 ロボット手術(直腸がん)プロクター(指導医)

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