放射線科 | 診療科・部門 | 大森赤十字病院

診療科の特色

5名の常勤放射線科医が勤務しています。うち4名が診断専門医です。他に2名の非常勤医の応援もあります。

原則的に検査の行われた当日に高精細モニターで読影診断し、レポート（結果）を作成しています。
検査依頼の医院には紙に印刷あるいは電子的に報告をしています。

撮影されたデータはフィルムにされずにそのままPACSという画像処理システムで管理保存されます。過去画像との対比が行いやすくなりました。より確かな診断につながります。検査依頼の医院向けには、フィルムあるいはCDで報告します。カルナコネクトにも対応しています。

乳房の検査等では、乳腺X線撮影、MRIなどの際、女性技師の対応が可能です。

画像診断がOne day hospital推進のかなめの一つと自覚し、検査、診断が必要な時にすぐ行えるようにと心がけています。CT、MRI、超音波では即日検査が可能となっています。

検査としてはCT、MRI、核医学診断装置、単純撮影（CR）、透視検査、血管造影などが行われます。頭部、腹部用の血管撮影装置は三次元表示やCT撮影が出来るもので、脳外科医師、血管内治療専門医による脳動脈瘤コイル塞栓術、消化器科医師との肝癌治療の際など、診断だけでなく治療にも役立っています。

放射線科では、患者さまからの直接の検査依頼は受けていません。主治医からの検査依頼に答えています。近隣の医院の先生方の検査依頼も積極的に受けています。必要な検査が安全に早く、正しく行われるよう努めています。
また、放射線被ばくの低減にも努めています。

	2019年度	2020年度	2021年度	2022年度	2023年度
CT	19,059	20,281	18,128	18,186	18,967
MRI	7,718	6,824	7,038	7,486	7,608