糖尿病・内分泌内科
当科の特色
糖尿病内分泌内科は、糖尿病(1型・2型・妊娠糖尿病)、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)などの代謝疾患、脳下垂体・副腎・甲状腺・副甲状腺などの内分泌疾患の診療にあたっております。
私たちが主に診療を行っている糖尿病は、長期にわたり良好なコントロールを目指し合併症の予防と進展抑制を行う必要があることから、当科医師に加え糖尿病療養指導士資格を持った看護師・管理栄養士・薬剤師・検査技師・理学療法士からなる『糖尿病チーム』を結成し他科と十分に連携を取りながら患者さんの全身に目を配って診療に当たっています。
私たちが主に診療を行っている糖尿病は、長期にわたり良好なコントロールを目指し合併症の予防と進展抑制を行う必要があることから、当科医師に加え糖尿病療養指導士資格を持った看護師・管理栄養士・薬剤師・検査技師・理学療法士からなる『糖尿病チーム』を結成し他科と十分に連携を取りながら患者さんの全身に目を配って診療に当たっています。
血糖測定器のご案内
外来診療では、インスリンを使用している糖尿病患者さんに対し、自己血糖測定器の他に血糖を持続的にモニタリングできるシステム機器、リブレという機器を導入しています。2週間つけたままで運動や入浴が可能であり、患者さんご自身が血糖を把握するのももちろんですが、今まではわからなかった夜間などの血糖変動にも気づくことが可能となり、より細やかな血糖コントロールが実現できる手助けとなります。興味があリましたらお近くのスタッフまでお尋ねください。
運動療法
近年、生活習慣予防や糖尿病治療、健康増進、転倒予防などにおいて有酸素運動であるウォーキングが薦められています。しかし実際に行おうとすると目安となるのが「時間」のみであり、「距離」がわからなくなってしまいます。そこで糖尿病患者の皆さんに「時間」と「距離」を感じながらウォーキングを行って頂くために、時間を基準にコースを作成し、歩行距離がわかるようにしました。コース内には大森赤十字病院周辺のお寺や景色を楽しめるように設定を行いましたので楽しんで行ってみてください。
肥満外来
フットケア外来
当院の糖尿病内分泌代謝科を受診されている方を対象としたフットケア外来を開設し、糖尿病足病変ハイリスク患者さんに対する予防的なフットケアを目的として活動しています。糖尿病の合併症のひとつである足病変は、重症になると足を切断しなければならないこともあります。しかし、ご自身で足の状態を観察しながら爪切りやお手入れを行っていただくことで予防につながります。当外来では足の観察やフットケア(足浴、爪切り、角質ケア)を行いながら、それぞれの患者さんに合ったケア方法についてアドバイスしています。
フットケア外来:毎週水曜日/午後
管理栄養士による栄養食事指導
上手に血糖コントロールが継続できるよう、食事内容(食事のバランス)や食べ方の調整方法、アルコールや嗜好食品(おやつ)との付き合い方、体重コントロール方法、カーボカウント等の食事療法についての専門的な知識を活かし、アドバイスをしています。その他、脂質異常症や高血圧、高尿酸血症の方へも栄養相談を行っております。
食生活改善には、毎日のちょっとした心がけの積み重ねが大切になります。患者さんの生活スタイルや食習慣に考慮し、食事療法と上手に付き合えるよう、ここのペースに合わせてサポートしていきます。
食生活改善には、毎日のちょっとした心がけの積み重ねが大切になります。患者さんの生活スタイルや食習慣に考慮し、食事療法と上手に付き合えるよう、ここのペースに合わせてサポートしていきます。
世界糖尿病デー
IDF(国際糖尿病連合)によって指定された世界糖尿病デーに合わせて、世界各地で糖尿病の予防、治療、療養を喚起する啓発運動が行われています。日本でも日本糖尿病学会、日本糖尿病協会が中心となって、各地で著名な建造物をブルーにライトアップして街頭での啓発活動が行われています。当院でも11月14日に合わせて1週間の糖尿病週間を設け、ご希望の方に血糖測定を行って、糖尿病チームが血糖値に関するご相談などを受けています。
週末入院のご案内
当院では、糖尿病患者さんに対し、糖尿病について理解を深めていただいたり、合併症の検査を行ったりするためにも1週間程度の糖尿病教育入院を勧めています。しかし、都合が悪く長期には入院が困難な場合には、週末3日程度での入院を勧めています。
外来で行うことが難しい蓄尿の検査や食事療法についてなど、週末だけの入院でも行える事は多くぜひご検討ください。
外来で行うことが難しい蓄尿の検査や食事療法についてなど、週末だけの入院でも行える事は多くぜひご検討ください。