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診療科・部門

外科



診療科の特色

 当院は日本外科学会専門医制度指定施設、日本消化器外科学会専門医制度修練施設、日本乳癌学会の認定施設に指定され、消化器・一般外科、乳腺外科領域の幅広い疾患の診療を行っています。消化器・一般外科の分野では、食道を除く消化管全般(胃、十二指腸、小腸、大腸、肛門)と肝臓、胆道、膵臓、脾臓、ヘルニアや体表の腫瘤に対する手術を行っています。また栄養投与経路を確保するための胃ろう造設や中心静脈ポート植え込みなどの手術も行っています。

 胃癌や大腸癌に対しては、侵襲の少ない腹腔鏡下手術に力を入れていますが、2024年5月からは大腸癌に対するロボット手術も開始しました。2025年度は大腸癌切除手術を88例実施しましたが、このうち腹腔鏡手術は13例、ロボット手術は65例で、全体の約90%を低侵襲である腹腔鏡/ロボット手術で行いました。GISTなど胃粘膜下腫瘍に対しては消化器内科と合同で行う、内視鏡腹腔鏡合同手術(LECS)も積極的に行っています。

 肝胆膵領域は2025年より悪性疾患に対する手術を中心に積極的に導入を開始しております。膵切除15件、(内、低侵襲2件)、肝・胆道切除13件(内、低侵襲3件)を行いました。その内、肝胆膵外科高難度手術は23件を行なっており、今後もさらに適応を拡大していく予定としております。

 ヘルニアの分野でも低侵襲の腹腔鏡下手術を第一選択としています。また、地域の救急医療の担い手として、消化管穿孔や急性虫垂炎などの腹部救急手術にも、オンコール体制を整えて全力で対応しています。

 乳腺外科では、前年度より8件増加し33件の乳癌手術を施行しました。このうち8件では、形成外科医師と連携した乳房再建術を乳癌手術と同時に行っております。また、乳腺腫瘍画像ガイド下吸引術の実施件数も前年度より44件増加し、94件となりました。

 がんの診療にあたってはチーム医療が必須であり、内科医や薬剤師、看護師、栄養士、理学療法士、医療ソーシャルワーカーなど多職種で情報を共有し、カンファレンスを重ねながら、患者さんにとって最良の医療を提供できるように努めています。今後も引き続き、地域の皆様がいつでも安心してかかれる、信頼される外科を目指して努力していきます。

診療方針

 手術は勿論のこと、手術後の定期的な検査や加療を要する場合は、引き続き診させていただいており、癌の再発などをなるべく早期にとらえて、手術や抗癌剤治療など適切な治療を行うことができるようにしております。医療は日々進歩しており、積み重なるエビデンスに基づいてガイドラインの見直しや、標準治療の改変がなされています。時代遅れの医療をひきずることなく、現在の正当な医療水準を実践していくことが肝要です。そこで当科では、さまざまな学会活動や大学、地域関連医療機関との連携を通じながら、up to dateな情報を常に吸収し、患者さんにとって適切な医療を提供していくことを常に念頭においております。さらには、本院の緩和医療チームとともに、緩和ケアについても熱心に取り組んでおり、手術のみでなく術後のフォローを含めたトータル医療の提供こそ我々の使命と考え、患者さんが安心して治療を受けていただくことができるように努力致しております。

得意とする診療

腹腔鏡補助下大腸癌手術

  • 消化器癌(食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、胆道癌、膵癌)、乳癌の手術
    適応症例には積極的に腹腔鏡を用いて小さな創で手術を行っております。
  • 胆石症、胆嚢炎の手術
  • 急性虫垂炎、胃・十二指腸潰瘍穿孔、大腸穿孔などの救急手術
  • ヘルニア(鼠径、大腿、腹壁瘢痕など)の手術 など

こんな症状取り扱います

  • 食べものがつかえる
  • 腹痛やお腹のはり
  • 吐き気、食欲低下
  • 胸焼け
  • 背中が痛む
  • 下痢・便秘
  • 肛門から出血、黒色便
  • 便が細い、残便感
  • お腹のしこり
  • 黄疸
  • 貧血
  • 乳房腫瘤、痛み、分泌物
  • 足の血管が浮き出る
  • 足の付け根がふくらんでくる

当院のロボット手術について

 当院では2024年の導入以降、ロボット手術を積極的に行っており、胃癌・大腸癌に対しては腹腔鏡手術およびロボット手術を中心とした低侵襲治療を推進しております。また、高齢化や診断技術の進歩に伴い、肝胆膵領域の悪性腫瘍症例も増加しており、当院でも同領域の手術に積極的に取り組んでおります。

NCDへの参加

当院はNational Clinical Database(日本臨床データベース機構)に参加しています。
詳細はこちらをご確認ください。

診療実績

手術件数の推移

2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
総手術件数 453 460 464 462 570
入院手術件数 446 451 462 453 509
乳腺の手術 25 20 14 16 80
乳癌切除 22 17 13 16 25
画像ガイド下吸引術 50
その他 3 3 1 0 5
胃の手術 21 28 16 35 33
胃癌切除合計 12 17 10 20 18
(開腹) 9 15 10 16 4
(腹腔鏡) 3 2 0 4 9
(ロボット) 5
GIST切除合計 4 3 0 4 9
(開腹) 4 0 0 0 3
(腹腔鏡) 0 3 0 4 6
その他 5 8 6 11 6
肝臓の手術 1 2 0 0 5
胆石・胆嚢炎 86 86 97 79 89
胆道・膵腫瘍 1 2 1 2 5
小腸の手術 34 25 38 29 36
腸閉塞 26 20 27 24 27
小腸腫瘍 4 1 1 2 2
その他 4 4 10 3 7
大腸の手術 91 114 100 85 111
結腸癌切除合計 45 64 46 32 54
(開腹) 33 28 27 20 8
(腹腔鏡) 12 36 19 12 21
(ロボット) 25
直腸癌切除合計 10 21 20 18 32
(開腹) 8 8 9 4 0
(腹腔鏡) 2 13 11 14 10
(ロボット) 22
その他 36 29 34 35 25
肛門の手術 10 9 1 4 13
虫垂炎・虫垂腫瘍 73 69 69 73 58
ヘルニア 62 68 89 104 100
鼠径・大腿ヘルニア 56 60 79 93 88
鼠径部切開法 56 60 61 51 41
腹腔鏡(TAPP) 18 42 47
腹壁瘢痕ヘルニア 4 7 5 8 8
その他 2 1 5 3 4
緊急手術 118 121 121 117 132
低侵襲化が進む当院の消化器がん手術

外来日程表

スタッフ紹介

関連リンク