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診療科・部門

病棟・外来・手術室紹介



3階病棟

 3階病棟は産婦人科、小児科、成人女性の患者さんを受入れる26床の病棟です。産科では、女性が持つ力を発揮できるように妊娠期から分娩期、産褥期まで継続的に支援しています。また、産後に安心して子育てできるように、助産師が専門性を発揮してケアを行っています。

 婦人科では、女性特有の疾患や手術を受ける患者さんに対して、安全で早期回復に向けた周手術期の看護を実践しています。小児の患者さんは、新生児期から思春期までの急性期疾患による入院が多く、子どもと家族への身体的・精神的なケアを実践しています。成長・発達を捉えて、検査や手術を受ける子どもの苦痛を緩和するケアを心がけています。
 
 多様化する社会の中で、様々なケアが必要な患者さんや子ども、家族への支援を、医師、看護師、助産師をはじめ他職種で協働し、外来や地域、行政との連携を行っています。3階病棟のスタッフ一人一人が子育てのサポーターになれるように、専門的な知識や技術の向上をめざし、共に学び合える環境を大切にしています。

緩和ケア病棟

 緩和ケア病棟は、がん(悪性腫瘍)の治癒を目的とした治療は行いませんが、患者さんの心身の苦痛症状を和らげる治療やケアを行う専門病棟です。患者さんがその人らしく、自分らしい時間を日々過ごせるようご家族も含めスタッフで話し合い、薬物療法などの治療やケアを提供しています。終末期となると心理・社会的な不安や苦痛を伴うこともあり、患者さんに寄り添いながらその苦痛を少しでも和らげられるよう患者さんにとって一番の方法を考えケアにつなげています。
 また、人生の最期を迎えるだけでなく、希望される場合には自宅で療養できるよう、退院支援看護師、薬剤師、管理栄養士、MSW、リハビリスタッフなどと連携を図り、必要な支援が受けられるよう調整を行っています。

4階病棟

 4階病棟は、整形外科、糖尿病・内分泌内科、耳鼻咽喉科、消化器内科の53床の病棟です。
 整形外科では、骨折などの外傷や変形性疾患などで手術を受ける患者さんが入院されており、周術期の看護とリハビリテーションを中心としたケアを行っています。また、転倒などを契機に入院された高齢患者さんの多くは、ADLの低下を認めるため退院後の生活に向けた支援が重要となってきます。ご家族とともに患者さんのこれからの生活を大切にしたケアを多職種で行っています。

 糖尿病・内分泌内科では、糖尿病教育入院を中心としたケアを行っていますが、重症低血糖やシックデイによる急性代謝障害などで救急搬送された患者さん、また、1型糖尿病が疑われる患者さんへの看護も増えています。糖尿病とともに一生つきあっていかなければならない患者さんの苦痛を理解しながら、少しでも患者さんが自分らしく生きるために、エンパワメントすることを大切にしたセルフケア支援を多職種で提供しています。

5階東病棟

 5階東病棟は、消化器内科、神経内科、皮膚科の49床の病棟です。
 がんの患者さんをはじめ、脳梗塞や腎臓病など慢性疾患の患者さんの治療から緩和ケアまで、幅広い病期に対応しています。特に、消化器内科では早期がんや大腸ポリープに対する内視鏡治療や化学療法を受ける患者さんが多く入院されています。

 その中で、看護師は患者さんの生活背景やありたい姿を捉えながら、専門的治療を受ける患者さんが安全に治療を受けられるような支援や、退院に向けたセルフケア支援、がんと共に生きるための支援を行っております。ソーシャルワーカーや薬剤師など、多職種で協力し、チームで患者さんや家族にとってより良いケアを提供できるよう、安心して療養できるような環境調整に取り組んでおります。

5階西病棟

 5階西病棟は、外科・泌尿器科・眼科・消化器内科で構成される49床の外科系混合病棟です。外科・泌尿器科は主に手術、がん化学療法、症状緩和などの治療を行っており、周術期から終末期の患者さんが入院されています。看護師は手術を受ける患者さんが、安心・安全に治療を受けられるように看護を提供しています。
 また、ストーマ造設によるボディイメージや日常生活の変化を患者さんが受け入れられるよう支援しています。

 診断期から治療期、維持期、終末期まであらゆる病期にある患者さんの療養生活を支援できるよう、看護師、医師、薬剤師、栄養士、理学療法士、医療ソーシャルワーカー、様々な医療専門チームと連携して、看護ケアの充実に努めています。

6階東病棟

 6階東病棟は、脳神経内科、脳神経外科、耳鼻科の計41床の病棟です。 脳神経疾患の患者さんは、急性期には手術やカテーテルによる血管内治療、薬物治療などを行います。症状が安定すると再発予防に向けた生活の構築や身体機能回復に向けたリハビリテーションを行うなど看護は多岐にわたります。

 病棟では看護師と病棟専従のリハビリテーションスタッフが連携を図り、より質の高い看護とリハビリの提供を目指し取り組んでいます。
  また、身体機能が低下した患者さんが残された機能をいかして生活の場へ早期に復帰できるよう、医師・看護師・リハビリ・医療ソーシャルワーカーなど多職種でのカンファレンスを定期的に開催し、それぞれが専門的な立場から情報や意見を共有しながら、チームで患者さんの回復過程や社会復帰を支えています。

7階病棟

 7階病棟は、主に循環器内科の41床の病棟です。 主な疾患は、急性心筋梗塞・狭心症・心不全・弁膜症などです。

 ICUやHCUから転入してくる急性期の患者さんや、緊急入院・心臓カテーテル検査やペースメーカー挿入の処置入院の患者さんなど、入退院の多い病棟です。常に状態が変化する患者さんの急変に備え、赤十字救急法やBLSを取得し、医師・看護師・薬剤師・看護補助者など多職種で急変対応のシミュレーションを実施して、スキルを高めるよう努めています。また、心不全を繰り返す患者さんがセルフケアを獲得し自己管理できるように多職種と連携しながら生活指導を実施しています。

集中治療室(ICU・CCU)

 ICUのベッド数はオープン2床と個室4床の合計6床です。この4月に新しい方を迎え看護スタッフは24名です。重篤な状態にある患者さんやご家族にどのようなケアを提供することが最良なのかを医師・薬剤師・リハビリスタッフ・栄養士と共に考え、実践しています。また、心臓カテーテル等の看護実践も担い、高度医療に対応できるように自己研鑽並びに経験年数に会わせた訓練も計画的に実施しています。
 
 侵襲の大きい手術後の管理や救急や院内での急な状態悪化などの入室にも対応しています。新人教育にも力を入れており、毎年新人看護師を迎え入れています。

ハイケアユニット(HCU)

 HCUはオープンベッド8床、個室4床です。師長1名、係長1名、主任1名、看護師23名で各科主治医と協力して日々の治療・看護を行っています。主な疾患は、循環器の心不全、急性心筋梗塞、狭心症など、術後合併症リスクがある外科の開腹・腹腔鏡下胃腸切除後、呼吸器外科の胸腔鏡下肺部分切除後、脳神経外科の脳出血、脳梗塞などです。急性期から亜急性期にある患者さんや家族にケアを提供するため、緊張感はありますがICUと協力して安全な入院生活をサポートしています。
 また、心臓カテーテル検査室での看護実践にも携わり、入院直後からリハビリスタッフ・薬剤師・管理栄養士などの多職種と連携を図り、多忙な中でも、きめ細やかに、充実した急性期看護を目指しスタッフ一丸となって取り組んでいます。

手術室

 手術室の基本方針は、手術を受ける患者さんの権利と安全を守ることです。手術は、麻酔医、医師、看護師の医療チームで行いますが、その中心は患者さんです。 患者さんは、病気そのものの不安に加え、麻酔や手術に対する不安を抱えています。そのため、手術室看護師は術前訪問を行い「手術室の中はどうなっているのか」、「痛みはないか」、「寒くはないか」などの疑問についてお答えして、不安の軽減に努めています。
また、手術室では患者さんが希望するBGMを流すなど、リラックスできるような環境つくりに配慮しています。
 
 患者さんの一番身近にいる看護師は、専門的な知識と技術を駆使して手術が安全に行われ成功すること、患者さんの安全安楽が十分に配慮された手術看護を提供できることを目標にがんばっています。

外来・透析室

外来1(一般外来・小児科外来)

 当院の外来看護師が担当する1階一般外来では、20の診療科が35の診察室で診察を行っています。外来看護師は、外来患者さんの診療処置の介助や日常生活上の指導、受診相談など、様々な場所で幅広い看護を行っています。また外来受診後に緊急入院となった場合には、患者さんやご家族の不安や苦痛を軽減できるよう、病棟との継続性や他職種との連携の強化に取り組んでいます。

 外来1は様々な経験・経歴の看護師が働いています。家族の介護や育児中などでも、職員同士で悩み相談を行い、協力しながら楽しく生き生きと仕事をしています。仕事と家庭生活を両立しながら、患者さんが「心あたたまる」診療を受けていただけるよう努めています。

外来2(救急外来、内視鏡センター検査部門)

 救急外来は、二次救急病院として救急医療センター輪番病院、東京都CCUネットワーク加盟病院、脳卒中急性期医療認定施設といった主に急性期の充実した医療に貢献する病院として多くの認定や指定を受けております。年間6000台以上の救急車を受け入れており、他職種と連携しながらスムーズな受け入れから迅速な診断と治療を目指しております。また、救急外来看護師は院内トリアージやBLS研修を受け、急変時に対応できるように日々トレーニングを行っております。さらに、心臓カテーテル、脳アンギオなどの勉強会を行い適切な介助が行えるように看護実践教育にも力を注いでおります。

 今年度は、がんの早期発見・治療に取り組むために内視鏡センターが2Fに移設され、さらに地域に貢献できるように環境を整えました。より安全に検査や治療が受けられるように、症例や地域医療安全のカンファレンスを行い、内視鏡看護師の育成にも取り組んでいます。常に患者さんへの迅速かつ丁寧な対応を心がけ「心あたたまる病院」「寄り添う看護」を目指しています。

透析室

 透析室は、血液透析・敗血症に対するエンドトキシン吸着術・血漿交換・潰瘍性大腸炎治療の吸着術・腹水濃縮などを医師・臨床工学技士・看護師でチーム医療を行っています。透析導入・維持透析(外来・入院)・緊急透析など様々な患者さんの治療を行い、透析室内だけでなくICU・HCUへの出張透析も行っています。重症患者さんの透析も増え、より安全に治療を行うことが出来るよう知識・技術の向上に努めています。

 腹膜透析外来では、月1~2回の受診で治療・手技確認・生活指導などを行っています。高齢化に伴い、認知症やさまざまな合併症を抱えた方も多く、患者さんだけでなく家族へのかかわりにも力を入れ、さらに安全で快適な治療や看護が提供できるよう、日々努力しています。

透析室

外来

通院治療室

 通院治療室では、外来腫瘍化学療法診療料算定のもと各科の抗がん剤投与管理、外来化学療法加算のもとインフリキシマブ、トシリズマブ、アバタセプトなどの点滴を実施しています。患者さんの使用する薬剤によって、1回の治療時間は1時間から長い場合は5~6時間を要します。投与時間に個人差はありますが、投与管理を行いながら専門的な看護を行っています。ここでは、がん化学療法看護認定看護師が専任として勤務しており、投与時間を通し、繰り返し患者さんと関わりをもちながら、長期間となる治療中のサポートを行っています。また、医師や薬剤師・栄養士と情報交換を適宜行い、チーム医療を行っています。

 1日の来院患者数は2~15名程度とばらつきはありますが、看護師2名体制で投与管理を行い、同時に自宅での副作用管理やセルフケア、治療に関する不安・相談の窓口になっています。

入退院支援センター

 入退院支援センターは、入院部門と退院部門に分かれています。入院部門は予定入院の患者さんへの入院説明とともに、スムーズに退院できるかのリスク評価を行い、入院前からの退院支援につなげています。また、時間をかけて説明することにより患者さんにとって入院生活をイメージすることができ、安心感につなげることもできています。

 退院支援部門は自宅退院にあたり介護保険の活用や在宅療養体制の構築が必要な患者さんおよびご家族への退院調整を行っています。入院前と比較してADLが低下したり、病状から訪問診療等の導入が必要そうな患者さんご家族に対しクリニックや訪問看護ステーション、ケアマネジャー等の紹介・調整を行い、少しでも安心して自宅退院ができるように患者さんと地域との調整を行っています。
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