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診療科・部門

看護の専門性


当院では、看護の専門性を深め看護職としてのキャリアアップを図るため、大学院での学びや認定看護師を目指す方を応援し、修了者と共に看護を追求しています。
■当院大学院修士課程修了者の専門分野
看護管理学、がん看護学、看護教育学、成人看護学、リプロダクティブヘルス、小児看護学

認定看護管理者・専門看護師・認定看護師

専門看護師・認定看護師の分野と人数(2026年4月現在)

専門分野 人数
認定看護管理者 4名
がん看護専門看護師 1名
慢性疾患看護専門看護師 1名
小児看護専門看護師 1名
皮膚排泄ケア認定看護師 1名
緩和ケア認定看護師 1名
感染管理認定看護師 2名
手術看護認定看護師 1名
がん化学療法看護認定看護師 2名
集中ケア認定看護師 1名
認知症看護認定看護師 1名
がん性疼痛看護認定看護師 1名
クリティカルケア認定看護師 1名
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師  1名
特定行為看護師(麻酔関連) 1名
特定行為看護師(創傷管理関連) 1名
特定行為看護師(救急領域) 1名
特定行為看護師(血糖コントロール) 1名
特定行為看護師(クリティカル分野) 1名
特定行為看護師(感染管理) 1名

専門認定看護師の活動

がん看護専門看護師

 がん医療は、がんと告知されたときから手術や化学療法などの治療の選択、治療に関する副作用症状、病状の進行に伴う症状の緩和、療養に関することなど、様々な課題があります。がん看護専門看護師は、そのような患者さんやご家族がより善い選択ができるよう支援したり、より善い時間を過ごせるよう様々な調整やサポートを行います。主な活動として、がん患者さんやご家族への直接ケアを行ったり、看護師からの相談に応じたり、がん診療に関わる多くの診療科の医師やがんに関連した認定看護師、看護師、薬剤師、栄養士、リハビリスタッフ、MSWなど多職種と協働し、チームでがん患者さんやご家族を支える体制づくりを行っています。

慢性疾患看護専門看護師

 慢性病とともに生きる患者さんは、日々の生活を工夫し新たな価値を見いだしながら自らの人生を歩んでいます。またご家族もその変化を共に受け入れ、先の見えない不安の中でも自分らしく、自分達らしく生きていけるように支援されています。慢性疾患看護専門看護師は、そのような患者さんやご家族との対話を通して、セルフケアの可能性を広げありたい姿に近づけるように支援を行なっております。また多職種や地域とのチーム医療の推進や患者・家族と医療者がともに学びあえる環境作りにも取り組んでおります。

小児看護専門看護師

 小児看護専門看護師は、あらゆる健康レベルにある子どもと家族に対し、適切に利益が守られ、子どもの成長・発達を見据えた看護を提供します。入院中の子どものきょうだいや、親や家族が病気という境遇にある子どもの支援も考えていきます。子どもや家族の力を引き出せるように、身近な存在として子どもへの分かりやすい説明を行い、育児相談の支援をしています。
 また、地域や院内で子どもと家族に関わるスタッフが連携できるよう調整し、子どもと家族に寄り添い、質の高い看護を提供できるようにスタッフへの支援および教育に取り組んでいます。

緩和ケア認定看護師

 緩和ケアは、がんと診断された時から始まります。告知や治療選択にかかわる意思決定支援、がんに伴う身体的・精神的苦痛(トータルペイン)を緩和し、患者さんとそのご家族が「その人らしく」生活できるように支援します。そして、多職種チームと協働し、専門知識を用いてQOL(生活の質)の向上を目指します。
 また、患者さんやご家族を支えるスタッフの支援や教育に取り組んでいます。

皮膚・排泄ケア認定看護師

 皮膚・排泄ケア認定看護師は、皮膚や褥瘡(床ずれ)などの皮膚トラブルなどに対する創傷ケア、人工肛門や人口膀胱などのストーマ造設患者さまへのケア、失禁に関するケアにおいて専門的な知識・技術を用いた看護を提供させていただきます。
 スキンケアや排泄ケアは日常的に行われるもので看護の基本的な部分であると考えます。専門的なケアによって地域の皆様によりよい生活を過ごしていただけることを常に願い、医師や看護師そして様々な医療従事者と協力して活動しています。

手術看護認定看護師

 手術室の看護師は、医師に器械を手渡して、手術進行をサポートする器械出しと手術を受ける患者さんの安全・安楽の確保や心理面への援助を行う外回りの役割があります。手術を受ける患者さんは様々な期待と不安を抱いて手術にこられます。また多くの患者さんからは、「お任せします」と医療従事者に身を任せる言葉が聞かれます。そこで、手術を担当する看護師は術前訪問で面識を持ち、手術室入室後に患者さんが気持ちを表現しやすいように援助しています。
  認定看護師の活動は手術中の看護実践を通した指導・相談が中心ですが、周術期看護を担う病棟看護師、コメディカルの方への手術見学研修も行っています。また麻酔科医師、薬剤師、臨床工学技士と連携した疼痛管理チームの活動を通して、周術期の患者さんに提供される治療や援助が、個々の患者さんに寄り添った質の高いものとなるように手術看護をお伝えしています。

特定行為看護師(術中麻酔管理領域)

 特定行為研修を修了し手術室にて活動を行っています。活動日は、麻酔科医師とともに、手術に入り術中麻酔管理を行います。手術前の情報収集にて麻酔科医師と情報共有を行い、麻酔管理における問題点や、バイタルサインの変動の予測や、アセスメントを行います。
 麻酔器・挿管物品の準備や、麻酔導入時の介助、術中麻酔管理指示書により呼吸管理・点滴管理・薬剤投与を行っています。活動日以外は、通常看護業務の他に、術中麻酔に関しても知識を活かし、手術室スタッフへの麻酔看護についての勉強会やサポートを行っています。スタッフの看護の質が向上するように努めています。手術は、執刀医、麻酔科医、看護師、コメディカルが連携したチーム医療です。患者さんが安心して手術が受けられるよう、チームで連携して対応できるよう努めています。

がん化学療法看護認定看護師

 がん化学療法治療を行う患者さんに対し、安全・確実・安楽な治療が受けられるよう、日々の看護実践を行っています。がん化学療法治療は、長期にわたり不安や副作用症状と向き合う治療です。そのため、患者さんの苦痛が最小限になるようにサポートし、精神面でのフォローやセルフケア指導が重要となります。また、日々新薬が開発されるがん化学療法薬は、安全な取り扱いに関しての知識や技術の普及が不可欠です。
 医師・薬剤師など多職種と連携をもち、勉強会・説明会などの企画・運営を行い、常に統一した看護ケアが行えるよう努めています。

集中ケア認定看護師

 集中治療の対象は、重症疾患や急性期で不安定な状態にありICUやHCUでの管理が必要な患者さんとそのご家族です。看護師には病態変化を予測し重症化を回避するためのアセスメント能力や早期回復への援助のための専門技術、ご家族に対する精神面のフォローや意思決定への支援が求められます。主にICUやHCUを中心に、患者さんやご家族への看護実践やスタッフへの指導を行い、看護チームの専門知識や実践能力の向上を目指して活動しています。
 また、人工呼吸などの呼吸療法の必要な患者さんをサポートする呼吸ケアサポートチームや、患者さんの状態変化を一早くキャッチし急変を回避するRRSなど、多職種チームに所属し横断的な活動を行っています。

認知症看護認定看護師

 認知症患者さんが急性期医療の場でも安心して医療を受けていただけるように看護ケアを行っています。コミュニケーション・対応の工夫や環境を整えることで行動・心理症状(BPSD)の緩和につとめ、残存機能に注目し、ADL・QOLが低下しないケアを目指しています。また、職員が認知症に理解・関心が持てるように指導・教育を行っています。
 「認知症ケアチーム」として多職種と連携し、せん妄ケア、身体拘束最小化にも取り組んでいます。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師

 慢性呼吸器疾患患者さんに対し、急性増悪の予防、生活者の視点にたったADL拡大、QOLの低下を最小限にすることを目指した呼吸リハビリテーション、セルフケア能力獲得のための指導を行います。息切れを持つ患者さんの苦痛を理解し、患者さんが病いと共にその人らしく生きていくことができるように、看護の視点で多職種と連携しながら患者さんとそのご家族を支えていきたいと考えております。
 また、急性期から慢性期と幅広い呼吸器疾患患者さんへ質の高い看護が提供できるようにスタッフ教育に取り組んでいます。

感染管理認定看護師

 感染管理認定看護師の役割は医療関連感染の防止、またはそのリスクを最小限に抑えることです。感染症の予防・啓発や感染対策の指導・教育を行い、感染症の発生時には迅速な対応に努めています。
 感染予防のための行動は患者さんや職員だけでなく、ご家族や地域の安全を守ることにもつながります。安全な医療を提供できるよう、感染制御チームと協力しながら組織横断的に感染予防に取り組んでいます。

感染制御実践看護師

 患者さんやその家族、医療従事者など病院内にいるすべての人を「感染」から守るという目的のもと、ICT(感染制御チーム)メンバーと協力しながら感染制御に関する活動を行っています。また、各種サーベイランスの実施や地域の医療機関との連携なども行っています。
 全職員が高い意識を持ち、感染対策を実施できるよう、各部署のラウンドや職員への教育・啓発活動などに取り組んでいます。

がん性疼痛看護認定看護師

 がん患者さんの体験するつらさは、身体的なつらさだけでなく、こころや普段の生活にまで影響を及ぼします。がん性疼痛看護認定看護師は、がんの診断から終末期まで、患者さんやご家族のつらさを緩和しQOLを高められるように援助します。
 医師からの病状説明やこれからの療養について話し合う場に同席し、患者さんやご家族が医療者と十分に話し合い、その人にとって良い選択ができるよう支援します。
 また身体的なつらさを緩和する上で、薬物療法に使用する薬剤の薬理作用を理解し、適切に使用できるようにしていくことも重要な役割です。
 認定看護師自らが実践モデルとなって疼痛緩和に必要なケアを行い、患者さんやご家族に対して効果的な疼痛緩和が行えるよう、他の看護師に対しても情報提供し、質の高いケアを目指します。

その他学会認定の看護師、療法士等(2026年4月現在)

専門分野 人数
慢性呼吸器疾患看護認定看護師 1名
感染制御実践看護師 1名
糖尿病療養指導士 2名
腎臓病療養指導士 1名
心不全療養指導士 4名
3学会合同呼吸療法認定士 3名
消化器内視鏡学会消化器内視鏡技師資格取得看護師 3名
日本腹膜透析医学会指導看護師 1名
日本赤十字社救急法指導員 12名
日本赤十字社幼児安全法指導員 3名
日本赤十字社健康生活支援講習指導員 8名
日本赤十字社こころのケア指導員 5名

リソースナース会

月1回、各分野の専門・認定看護師らが集まり、活動内容の報告を行い、共同して院内外への研修会の企画・運営を行っています。

リソースナースによる研修

良質の看護ケアが提供できるように、リソースナース会(専門看護師、認定看護師等)として、院外の看護職、コメディカルに向けた研修を年間を通して実施しております。
ご興味があれば、看護学生の方々も参加できます。

※開催日程が決まりましたらホームページ上でお知らせいたします。
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