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診療科・部門

薬剤部が行う指導について



吸入指導

保険薬局吸入指導について

1. 保険薬局吸入指導の流れ
2. 吸入指導チェック表
※上記Excel文書をクリックし、各シートより必要な「吸入指導チェックシート」を選択しご活用下さい。
3. 群馬県薬剤師会~吸入薬の標準吸入手順

糖尿病指導

糖尿病における薬剤師の関わりについて

糖尿病はインスリンの作用不足により高血糖の状態が慢性的に続き、網膜症や腎症、神経障害などの三大合併症をはじめとした重大な合併症を引き起こす疾患です。糖尿病は慢性疾患として長期的な血糖の管理が必要となり、そのための生活習慣の改善と併せて薬剤の継続も大変重要となります。一方で、このような慢性疾患においては自覚症状が乏しいことなどから薬剤の効果を実感しにくく、自己中断などにつながりやすい側面があります。
薬剤を継続して使用するためには、薬剤の効果と目的を正しく理解し、継続の大切さを認識することが大切です。当院では、入院した患者さんほぼ全例で担当薬剤師が介入し、薬剤の適切な使用に繋げるとともに、糖尿病教育入院時には糖尿病教室※を通して薬剤師から薬の働き方や注意点などを分かりやすく説明しています。また、指導時には低血糖の対応方法をまとめたツールを活用して指導を実施しています。
退院後も見据えた長期的な管理を行うためには、病院と地域の薬局間での連携も重要となります。世界糖尿病デーにあたる11月14日の週には一般の方に向けて糖尿病治療薬のポスター掲示を行うとともに、薬剤師向けの講演会を開催し薬薬連携の推進に努めています。
※現在は新型コロナ感染症拡大を踏まえ、一時的にベッドサイドで実施しています。

世界糖尿病デー講演会

世界糖尿病デーポスター掲示

低血糖指導箋

目的:血糖降下薬を使用する際に特に注意すべき副作用として低血糖があります。当院では低血糖の対応方法を
   指導する際に、多職種で共通した指導箋を使用することで、指導内容の統一化を図っています。
   かかりつけ薬局においても共通の資材を活用することで、病院・薬局において統一した指導が可能になります。
   低血糖指導箋はこちらからダウンロード可能です。

低血糖対応手帳シール

目的:当院では血糖降下薬を使用している患者さんが退院する際に、低血糖対応指導箋を低血糖対応手帳シール
   としてお薬手帳に貼付しています。
   ご本人、ご家族に低血糖の対応方法を確認できるようにするとともに、不意に低血糖となった際に、
   服用中の薬剤を把握していない方々へ低血糖である可能性とその対応方法を知らせることが出来ます。
   低血糖対応手帳シールはこちらからダウンロード可能です。

心不全指導

心不全における薬剤師の関わりについて

心不全は予後不良の慢性疾患として長期的な管理が必要な疾患です。心不全増悪の主な要因として、医学的な 要因だけでは無く、治療薬服用の不徹底や塩分・水分制限の不徹底など、患者側の要因も大きく関与します。 これらを包括的に管理するためには、医師だけで無く多職種で協働した介入が必要となります。薬剤師においても薬剤に関連する理解・適正管理の推進は当然のこと、地域と連携した患者支援が求められています。当院では、 循環器内科部長監修のもと心不全に関する患者指導用資材とお薬手帳のフォーマットを作成し、薬剤管理指導に活用しています。

心不全指導箋

目的
心不全治療薬に関して、効果・服用の目的・副作用の理解を促し、アドヒアランスの向上につなげます。
院外での活用
かかりつけ薬局においても、共通の資材を活用することで、病院・薬局で統一した指導が可能になります。
下記のPDFからダウンロード可能です。

心不全管理手帳

目的
心不全の長期的な管理に必要な患者個々のデータ・症状をお薬手帳に記載することで、退院後のセルフ モニタリングの一助とするとともに、かかりつけ薬局との情報共有に活用し、心不全増悪の予防・早期 発見をはかります。
院外での活用
入院時の症状は、当該患者における心不全増悪時の発現しやすい症状と考えられ、同様の症状が ないかを確認することは心不全増悪の早期発見につながります。また、退院時の血圧・体重は、 当該患者における現状で望める最良の状態と考えることができ、データ推移の基準とすることが 出来ます。飲水制限は、塩分制限とならび心不全管理において大事な管理項目です。制限指示が ある場合はかかりつけ薬局においても管理状況の確認、声かけをすることで、適切な管理の継続 に繋げることが出来ます。 退院に以下のフォーマットに入院時の症状・退院時の血圧・体重・退院後の飲水制限の有無(以下、赤下線部分) を入力し、お薬手帳に貼付します。

患者状態変化についてはトレーシングレポートを活用してご返答いただけると幸いです。
詳細は「トレーシングレポート(通常薬)」をご覧ください。

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