肝胆膵領域
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肝臓領域の診療のご紹介
このような症状を対象としています。
- 脂肪肝(NASH)
- B型ウイルス性肝炎
- C型ウイルス性肝炎
- 急性肝障害
- その他の肝障害(自己免疫性肝炎)
- 原発性肝癌
- 転移性肝癌
研究・実績について
当院では平成12年12月に導入以来、平成30年12月までに、636人(のべ1440例)の患者さんに存在した2506病変に対して3991回のRFAを行いました。近年はC型肝炎の新規発症が減り、また根治できる薬が普及した影響で新規の患者さんや再発する患者さんが激減しその結果RFAの件数も減少しています。
胆膵領域の診療のご紹介
概要
膵臓や胆道(胆のうや胆管)の病気の診療を行います。
膵臓は急性または慢性膵炎等の良性疾患から、膵癌に代表される悪性疾患があります。なかでも膵癌は男女ともに増加傾向にあり、5年生存率はすべてのがんのなかで最も低い(7−8%)悪性度の高い疾患です。
胆道は胆石症や急性胆嚢炎・胆管炎、胆のうポリープ等の良性疾患から、胆のうがんや胆管がん等の悪性疾患が挙げられます。
腹痛、背部痛、黄疸(肌や白目の部分が黄色くなる、褐色尿)、糖尿病コントロールの増悪、肝機能障害などの症状があれば胆道膵臓の精密検査をお勧めします。早期の病変では症状や検査に異常がでないことが多く、定期的なドック等の検診が重要です。
膵臓は急性または慢性膵炎等の良性疾患から、膵癌に代表される悪性疾患があります。なかでも膵癌は男女ともに増加傾向にあり、5年生存率はすべてのがんのなかで最も低い(7−8%)悪性度の高い疾患です。
胆道は胆石症や急性胆嚢炎・胆管炎、胆のうポリープ等の良性疾患から、胆のうがんや胆管がん等の悪性疾患が挙げられます。
腹痛、背部痛、黄疸(肌や白目の部分が黄色くなる、褐色尿)、糖尿病コントロールの増悪、肝機能障害などの症状があれば胆道膵臓の精密検査をお勧めします。早期の病変では症状や検査に異常がでないことが多く、定期的なドック等の検診が重要です。
当科の特徴
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精密検査によるがんの早期診断
膵癌や胆道癌は診断や治療が難しいことで知られています。当科では超音波検査、CT、MRI、超音波内視鏡検査(EUS)など複数の検査を組み合わせることで、病気の早期発見と治療成績の向上に努めております。
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がん専門病院との医療連携
膵がんや胆道がんなどの悪性の病気は高度な手術を行うことがあり、病状によってはがん専門病院(がん研有明病院、国立がんセンター中央病院など)での治療を提案することがあります。その場合はすみやかにご希望の医療機関への紹介を行っております。また、セカンドオピニオンも希望がある場合はすみやかに対応しておりますので、遠慮なくお申し付け下さい。
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胆道内視鏡治療
急性胆管炎に対しての緊急内視鏡治療や胆管結石の採石治療を積極的に行っています。高齢者の胆管結石治療はリハビリテーション科と連携し早期に退院できるよう努めております。
胆道,膵臓の臓器について
胆道 / 膵臓
主な対象疾患
膵臓がん / 膵のう胞(膵のう胞性腫瘍、IPMNなど ) / 胆のう炎 / 胆管炎 / 胆石症 / 胆のうポリープ / 胆道がん
胆道、膵臓の検査処置について
ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)関連処置 / 経皮経肝的胆のう・胆管ドレナージ術 / 超音波内視鏡検査関連処置