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診療科・部門

静脈注射ラダー


厚生労働省の保助看法解釈変更や診療報酬改訂等により、静脈注射が看護業務として認識されています。当院では、安全で確実な点滴静脈注射・静脈注射を実施するため、「静脈注射実践レベルの指標」を定め、「点滴静脈注射教育プログラム」を作成しました。それを基に研修を行い、専門職として自律し自らの責任に置いて実施できることを目指しています。研修内容は「点滴静脈注射の基礎知識」「医療安全」「感染管理」「看護倫理」「化学療法」についての学習と実技試験です。今日の多様な勤務形態に配慮し、eラーニングによる自己学習で知識の習得と、実技のイメージトレーニングができるよう構成しています。eラーニングによる確認テスト合格後、実技試験を実施し、合格者には認定証とバッジが交付され、点滴静脈注射の実施が可能となります。

点滴静脈注射教育プログラム(一部抜粋)

静脈注射ラダー I・II

目的 点滴静脈注射・静脈注射の基本的な知識・技術を習得し、点滴を受ける患者の看護ができる。
目標 レベルI
  1. 静脈注射の法的責任について理解できる。
  2. 入院中の点滴静脈注射の基本的な知識・技術を習得できる。
レベルII
  1. 点滴静脈注射を受ける患者の末梢静脈留置針の穿刺及びその看護ができる。
  2. ホルモン療法・インターフェロン等の皮下注射ができる。

静脈注射ラダー III

目的 点滴静脈注射・静脈注射の実践能力を高め、責任ある行動が取れ、後輩に指導ができる。
目標
  1. 点滴静脈注射を受ける患者の末梢静脈留置針の穿刺及び看護ができる。
  2. 外来での決められた薬剤の静脈注射(ワンショット)及びその看護ができる。
  3. 点滴静脈注射を受ける患者の看護を後輩に指導できる。
  4. 院内規程の要注意薬剤について、静脈注射ラダー認定I・IIまたは未認定の看護師を指導・監督することができる。
  5. 安全な化学療法の実施を理解し、化学療法を受ける患者の看護を実践できる。
  6. 造影剤使用のためのルート確保と造影剤の注入を実施できる。
  7. 麻薬持続皮下注射の刺し替えができる。
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